日曜21時TBS

中居くん演じるサヴァン症候群の「ATARU(チョコザイ)」が口にする謎の言葉がヒントとなり、栗山千明&北村一輝演じる刑事が事件を解決しつつ、ATARUの過去や栗山千明演じる蝦名の母の死の真実も明らかになっていくというストーリー。

『相棒』ではお馴染みの脚本家である櫻井氏ということ、中居くんが「普通じゃない人」の役をやるとなかなか良いので、かなり期待して見ました。

初回を見た感想としては、ちょっと期待しすぎたかなと(笑)

ダスティンホフマンの『レインマン』が根底にありつつ、ケイゾク、トリック、スペック、相棒…いろんなドラマの要素がちりばめられていて、それと比べてしまうので、ちょっとなぁ…

小ネタ満載だし、伏線はキレイに回収されるからスッキリはするし、北村一輝はかっこいいし、登場人物が全員生き生きしていてキャラが立ってるし、おおむね面白いんです。

演出がなぁ…今のところ、余計なスローモーションで所々で間延びしていて、それがとっても残念なのと、コメディ部分とシリアス部分のバランスが悪い。

脚本の櫻井さんは、相棒では社会ネタが得意とされていて、本当によく練られていていつも考えさせられるんですが、こういう明るい作風は初めてなのかしら?と思うくらい、初回はそこまで入り込める内容じゃありませんでした。これからの展開に期待!

せっかくの櫻井脚本なので、個人的には重々しくシリアス路線で行ってほしい。小ネタは好きなんですけど、このドラマの題材には合ってない気がします。

北村一輝のかっこよさは本当にいつも異常だけど(笑)、関西弁設定はいらないな。あと千原兄弟の兄せいじも標準語設定だからぎこちない。そこは関西弁でも別にいいんじゃないかと。むしろ関西弁のままの方がいい演技する(同じTBSドラマ『塀の中の中学校』参照)と思うのに、せいじの良さを殺してしまっている印象。

シリアス路線で行ってほしいと言っても、なんだかんだで初回は、中居くんなのに絶対音感ネタとか、どん兵衛が出てきたり、裏ドラマへの挑発ともとれる場面があったり、ROLLYとローラが出てきたり、本当に小ネタはおもしろい。

脇のキャラたちも本当に俳優さんたちが楽しんでキャラ作りをしているのがわかるので、見ていて清々しいです。

今後の展開(というかドラマとしての方向性)によっては、面白い派と面白くない派に見事に割れる気がします。

個人的には、ケイゾク、トリック、相棒は大好きだけど、スペックの時に(ケイゾクの続編みたいな期待感があった分)ドラマの作りがコアな方向に行ってしまっだために割と初めの方で脱落してしまった過去があるので、このドラマもどちらに転ぶかなぁという感じです。

初回を見ただけでは判断が出来ないドラマです。


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