ドラマが続々と最終回をむかえています。

すぐに次のドラマが始まるとはいえ、やっぱり寂しいものですね。



●IS●
月曜22時テレ東

主演の福田沙紀ちゃんの演技がとにかく光っていました。

とても難しいテーマなので、重い1時間になってもおかしくないドラマでしたが、脚本や役者さんなどトータルとしてバランス良く出来ていて、重々しくなく見ることが出来ました。

IS(インターセクシャル)、性分化疾患といって、男と女、どちらの臓器も持ち合わせて生まれてくるという、難しい病気がテーマでした。

このドラマを見るまで、この病気のことはほとんど無知でしたが、見た目には分からない、いろんな病気の人がいて、その人その人で生き方や病気の捉え方、考え方、価値観、家族観も違うということを改めて認識しました。

互いの違いを認め合うことがいかに大切か、人と人として付き合うことの尊さも、とにかくいろいろ考えさせられました。

伊吹先輩役の人がさわやかで、でもちょっと昭和の匂いのする、不思議なオーラの役者さんでした。最後のシーンで1人だけ出てこなかったのが残念。

最後、担任の先生のセリフがたくさんあったのですが、「強さと慎ましさを兼ね備えた生徒、それが男と女、両方ということか。そして困難をいくつも乗り越えてきて、悩み苦しんできたはずなのに、明るい。そんな生徒を排除していいんですか」みたいなセリフが非常に印象に残りました。

このドラマが伝えたかったことがその先生のセリフにギュッと詰まっていて、大変共感しました。

最終回はちょっと詰めすぎて、急いでしまった感は否めませんが、全体的にすごくいいドラマでした。

テレビ東京の月曜22時のドラマは廃止されるとのことでとても残念です。

「モリのアサガオ」「鈴木先生」「IS」と、3クールしか続きませんでしたが、社会に訴えかける、中身のあるドラマが多かっただけに、まだこれからもこのドラマ枠は続いてほしかったなぁ。



●チーム・バチスタ3~アリアドネの弾丸~●
火曜22時フジテレビ

AIという、死亡時画像診断のシステムを稼働させていく過程で起きる、いくつかの大きな事件と、その背後にある過去の冤罪事件をめぐり、その冤罪事件を終わらせたい人たちの葛藤を描いたドラマでした。

白鳥・グッチーの凸凹コンビが似てきたのが面白かったのと、白鳥のネチネチがパワーアップ、グッチー先生の成長ぶりが著しかった今シリーズ。

仲村トオル氏は年々渋く、歳相応の格好よさがにじみ出てきたし、北山役の尾美としのり氏も、シリアスからコメディまでこなすオールマイティーな役者さんだし、真犯人の井野役、甲本雅裕氏も、快楽殺人犯の役を気持ち悪いくらい見事に演じていて、中堅層が素晴らしいドラマでした。ちなみに甲本さんはブルーハーツ(ハイロウズ)の甲本ヒロト氏の弟さんなんですよ。知ってましたか?いい役者さんですよね。

その中堅層の中でも特に高橋克典がやたら格好よかった…私が見てきた高橋克典出演のドラマの中で、一番でした。

ラスト近辺では、実は犯人なんじゃないかというミスリードもありましたが、最後の最後は警察庁の上に立つ人間としての正義を守り、本当に格好よかった。

個人的には、グッチー役の伊藤淳史くんと、宇佐美役の福士誠治くんが同い年というのと、島津先生役が、我らがチームナックスのヤスケン氏なので、そういう視点でも楽しかったです。

ちなみにバチスタシリーズ2のジェネラルルージュの凱旋には、同じナックスのシゲちゃんが出ていました。ナックスも大きくなったなぁ(笑)

伊藤くんは本当に味のあるいい役者さんになりましたね。確か私生活でもパパになったはず。弟さんは残念な形で亡くなってしまったけど、堅実に生きている印象があり、大好きな役者さんです。あのチビノリダーが…同い年として感慨深い。

福士くんは男前だし、この宇佐美という、影がありながらどこまでも真っ直ぐな(かなり間違った真っ直ぐさですが)刑事役もものすごく良かったので、もっとドラマや映画に出てくれたらいいなーと思います。

小西真奈美ちゃんも、相棒劇場版2に次ぐ良き演技で、このドラマは私の中でキャスティングがパーフェクト。

基本的にバチスタシリーズはストーリーがしっかりしてるし、主軸2人のキャラもはっきりしていて面白い。

これからもずっと、「相棒」のように続いてほしいシリーズですね。まぁ、こんだけ問題を起こす病院も珍しいですけどね(笑)

ちなみに真犯人は私の予想通りでした。




次回、「美男ですね」「勇者ヨシヒコと魔王の城」編へつづく。



スポンサーサイト