田中好子さん。
田中実さん。

まずは、素晴らしい役者であるお二人のご冥福を、心からお祈りいたします。

田中好子さんは、キャンディーズ時代をリアルタイムで知らない20代後半の私にとっては、本当に「日本のお母さん」的存在でした。

特に、「神様もう少しだけ」での、HIVに感染してしまった娘(深田恭子さん)を持つお母さんと、「ちゅらさん」での沖縄の肝っ玉母さん。この2つが深く印象に残っています。

それから外せないのは、「揖保の糸」のCMでの優しくて大らかな印象ですね。

とても好きな役者さんだったので、ニュースを見た時は驚きました。19年もがんと戦っていたなんて…

最後の肉声はとても痛々しく、でも、本当にすごく優しくて、朗らかで、穏やかで、愛された人生だったんだなぁって、そして自分でも愛した人生だったんだなぁって、思いました。

一方、田中実さん。

非常に残念すぎる亡くなり方でした。

私は昼ドラの「温泉へ行こう」シリーズが大好きで、毎日ビデオに録っては、学校から帰って見るのが習慣だったくらいでした。

主人公・薫さん(加藤貴子さん)の相手役をされていて、そこで初めて田中実という役者さんを知るわけですが、こちらもまた、優しくて大らかで、誠実な人柄が滲み出ていて、その後も「いい役」をたくさんやってらした。

良い人の役も、悪い人の役も、ちょっとクセのある役も、どんな役もピタリとハマってしまう、素晴らしい役者さん。とても貴重な存在なのに…

本当に残念でなりません。

この2人のニュースを連日見ていて、前から私の中にあった気持ちが、より強く、確固たるものになっています。

それは、

「突然死ぬのではなく、苦しくてもちゃんと準備をして死にたい」

「自分の人生を愛する」

「死ぬ時に惜しまれるような愛し方で、出会いを大切にする」


大まかに言うと、この3つです。

みんなに愛されようなんては思わない。むしろ自分から友達を選んでしまう方なので、その人たちを愛し、愛されて、幸せな人生を送りたいなと思うのです。

そういう意味では、病気になってからいつも心の中に「いつ死んでも悔いはない。とても幸せだった」という思いがあるので、今のところはいつでも幸せです。

ただ、やっぱりやりたいこともあるし、やらなきゃいけないこともあるし、まだ20代だし(笑)、何より親より先に死ぬのだけは、これは最大の親不幸だと思うので、親を看取るまでは頑張りたいと思います。ずーっと先の話です。

今、がんと戦っている母も、親(私の祖父母)より先には逝けないってことで、頑張っています。母の両親は健在で、身体にガタは来ているものの、ピンピンしてますから、まだまだ大丈夫です!

震災で多くの尊い命が奪われ、さらにこの2人の死というものがあり、いろいろ思うところがあります。

前から「死んだらお葬式はこんなふうにしたいな」というプランはあったんですが(みんなには「早すぎ」って笑われますが)、そのプランもやっぱり実現したいな。

個々の「生き方」があるように、個々の「死に方」だってある。

「死」は「生」と同等に尊いものだと私は思います。

私は遠い未来、「幸せな死に方」をしたいなと、近頃強く思うようになりました。

よく、「人間の命は地球よりも重い」と言いますが、私はそれはなんか違うと思う。そのセリフを聞く度に違和感を覚えます。

屁理屈っぽくなっちゃうけど、そもそも比べられるようなものじゃないし、地球あってこその人間。地球は存在そのものが奇跡みたいなもんだと思うんです。

地球には地球の、人間には人間の、それぞれの「生命」の尊さがある。もちろん、植物や動物たちも同じです。

「共生」の大切さを震災から、「生と死」の尊さを、震災だけじゃなくこの2人から考えさせられました。

長々と、重々しい話ですいません(@_@;)

ちょっと真面目に思うところがあったので、今の気持ちを忘れないためにも書きました。

ではまた!



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