大原まゆさん、ご存知でしょうか?



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この「おっぱいの詩」の著者。札幌の26歳の乳がん患者さんです。


昨日の新聞に、9日に入院先の病院で亡くなったと訃報の記事が載っていて、びっくりしました。まだ信じられません。


確かに4月のブログには、調子が悪くて「かろうじて」生きていることも書いてあって、それから1ヶ月も更新がされていなかったので心配はしていたのですが、まさか亡くなったなんて…


私がベーチェット病の患者になりたての頃、たまたま「患者として生きる」というタイトルの講演会に行ったら、まゆさんが講演者だったのがきっかけで、本、テレビの特集、映画、ブログ、すべて拝見していました。


年齢も1つしか変わらないし、同じ札幌人だし、とても身近に感じていた分、まゆさんの言葉や考え方には共感することが多々ありました。


「強いね」ってよく言われていたみたい。私もよく言われるけど、それは違う。


ただ、目の前にやってきた壁を一つ一つクリアしていくしかなくて、自分に出来ることをするしかなくて…その中で、どうってことのない幸せに気付けたり、あらゆるものに感謝出来たり、そういう姿を見て人は「強い」って思うのかもしれないけど、少なからず怖いし、何か制限をしながら生きているし、前向きな時もあれば、えらいネガティブな時もあって生きているのです。


まゆさんもそうだったはず。本やブログの中のまゆさんをずっと見ていたら、しっかりはしているけど、強いわけじゃない。というか、人間みんなそうだと思うんだけど…


まゆさんは再発後も、映画の製作や啓蒙活動に精力的に参加していて、ご結婚もされて、それも全て「今出来ることを精一杯楽しんでやる」という考えだったと思います。


本のサブタイトルにもありますが、「きっと私はがんばれる」の文字通り、まゆさんは本当に本当にがんばった。


奇しくも、「余命1ヶ月の花嫁」の千恵さんと同い年で、同じ病気で、同じ5月に亡くなってしまったけど、2人が残したものはとても大きく、啓蒙活動の輪も大きく広がっています。


私もその一環で、今度のマンモグラフィー検診を受けに行きます。


このブログでも何回も書いていますが、若いからとか、健康には気を付けていて自信があるからとか、うちはそういう家系じゃないからとか、そんなこと言ってないで、ちゃんと検診を受けてほしいと思います。


せめて会社の健康診断だけでもいいから、定期的に。大切な人を悲しませないためにも、自分の身体を守れるのは自分だけです。私はそのことに、自分が病気になって初めて気付きました。自分的には遅いと思ったけど、遅くてもいいから気付くことが大事だということもわかりました。


原因の分かっている病気なら予防することももちろんだけど、検診を受けて、早期発見早期治療が出来れば、それに越したことはありません。


それを世に知らしめてくれたのはこの2人だったと思います。


ありがとうまゆさん。ありがとう千恵さん。苦しかった分、ゆっくりゆっくり休んでください。



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