阪神淡路大震災から25年です。

NHKの特別番組を見ました。

その番組は、当時こどもだった人たちが、今、震災に対してどのように思っているのか、ということにフォーカスした内容でした。

本当にそれぞれで、前向きな人もいれば、今も前向きになれない人もいて、どっちが正解とかではなく、全員正解なんだと思う。

阪神淡路大震災の場合は、5年で復興宣言をしたほど本当に街の復興は早かったけれども、人々にとっては今も続いていることであるということ。

私みたいな部外者にとっては、年に1回、思い出して、教訓にしたり、いろいろ考えるきっかけになったり、そういう出来事になりつつあるし、アンダー25歳の子たちにとっては、たぶん、教科書の中の出来事なんだと思う。

でも、当事者にとっては、ずーっと続いていて、ずーっと何かしらを抱えて生きているんだなって、改めて思い知らされました。

去年の年末、私は神戸に行きました。

復興のシンボル、ルミナリエを見に。

あまり期待はしてなかったけど、とてもキレイで感動しました。

毎年、「今年で終わり詐欺」みたいなことになってますが笑、これはいつまでも続けてほしい。

震災があったことを後世に伝えるために。

震災で傷を負った人々が、一生懸命生きてきたことを伝えるために。

復興するために、日々働いてくれた名もなき技術者たちがいたことを伝えるために。

たくさんの教訓を、たくさんの人に伝えるために。

番組の中では、阪神淡路大震災で被災した人が、石巻に通って、石巻の人たちと交流している様子もありました。

こうやって、経験者同士で話をすることも大切だし、胸の内に締まってしまった辛い思いを、他人に話すことで救われることもある。

乗り越え方は本当に百人百様です。

また、乗り越えなければ辛いかもしれないけど、私は別に無理に乗り越えなくてもいいんじゃないかなと思っています。

というのも、私がまだ母の死を乗り越えていないから。

たぶん、一生乗り越えられないから。

私の場合、母のことを抱えながら生きることが支えとなっている部分もある。

番組の中でも、「誰かの支えになっていることが、自分の支えとなっている」と答えた人がいました。

その人の気持ち、凄くわかります。

そんなに抱えなくてもいいんじゃない?そんな重荷は背負わなくてもいいんじゃない?

って、私も思うし、人々は思うでしょう。

でも、それが生きる支えになっていることだってある。

だから、乗り越えるにしろ乗り越えないにしろ、本当にそれぞれで今を生きていればいいじゃない。

と、番組を見て思いました。

阪神淡路大震災から25年、東日本大震災からも、来年で10年です。

震災を知らない世代も増えてきました。

このまま一生体験しないのが何よりですが、南海トラフやら、首都直下型やら、大きな地震が来ると散々言われているので、教訓と対策をしっかり伝授して、備えたいですね。

生きていれば辛いことも多いし、ままならないことだらけだけど、頑張って生きよう。

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