引退のニュース、とても残念です。

小室さんの音楽が、私の青春真っ只中だったし、今でも当時の曲はよく聞くので。

「天才」と聞いて真っ先に思い浮かぶのが小室さんです。

真っ先にというか、小室さんしか思い浮かばない。

今回のニュースを見て、言い方は悪いけど「たかが不倫で引退するなんてどうかしてる」と思いました。

不倫はもちろんいけないことだけど、昨今、週刊誌やマスコミが、あまりにも不倫に対して厳しすぎるし、世の中もそれに乗っかりすぎ。

それによって簡単に才能が潰され、ひとりの人間の人生が狂わされるなんて、あってはならないのではないか。

当事者と、その家族の問題であって、私たちファンにはほぼ関係ないし、その人の作品にももちろん罪はないし、引退とか休養とかする必要はまったくないと思うんです。

当事者がテレビに出ていれば不快な思いをする人はもちろんいるだろうけれども、だからって追い込みすぎ。叩きすぎ。

個人的には、一線は超えてないだの、オフホワイトだのわかりやすい嘘よりも、潔く「不倫しましたごめんなさい反省してます!」と認めた方がかっこいいとは思います。

まぁ、子どものこととかもあるんだろうけども…

小室さんに関しても、なぜ引退までしなければいけないのか、甚だ疑問でした。

でも、会見を見て、あぁ、もう疲れ果てて限界だったんだな、引退したかったんだな、そのタイミングを見計らってたところで今回の報道があって、ちょうどよかったと言えば語弊があるけど、ある意味ホッとしているのかもしれないな、と思いました。

それでもやっぱり小室ミュージック=青春だった私としては、残念極まりないので、いつかまた小室さんがその気になったら、復帰してほしいと思っています。

今はゆっくり休んで、まずは身体を第一にして、元気になったらまた気力も湧いてくるかもしれない。

「世間の声に従いたい」みたいなことを仰っていましたが、世間のほとんどは、引退まですることないと思っていると思うし、小室さんの才能がもったいないと思っていると思います。

会見は動画サイトでフルで見ました。

もう見ていられないほど痛々しかった。顔色も悪く、自分のことと奥様のことで心身ともに限界で、思考もままならない中で、支離滅裂になったら失礼だからと原稿まで用意し、記者の質問にもバカ正直に真面目すぎるくらいにきちんと答えている。

きっと、奥様のことも仕事のことも、どっちも手が抜けないクソ真面目な人なんだろうなという印象を受けました。

何もかも一人で抱え込まずに、もっともっと周りに頼って楽に生きればいいのに。

と、部外者は思うんだけど、私も昔そうだったから、気持ちはよくわかる。難しいんだよね。

ましてや自分が罪を犯してしまった時にもずっと支えてくれた奥様がまともに会話も出来ず、子どものようになってしまった状態で、心の拠り所となったのが看護師さんだったんだと思います。

人間、誰しも「逃げ場」は必要です。絶対に。

今回はそれが看護師さんだった、そして私が思うに本当に不倫はしていないとお見受けしたけど、勘違いされるような言動や行動は確かにあった。

過去のこともあるし、写真を撮られる立場ゆえ、それは気をつけるべきだった。

それが大前提ではあるけど、でもなぁ。

介護の大変さと一言で言えば簡単だけど、それはそれは地獄です。ドラマや映画のように、綺麗事では済まされないし、いろんな感情も生まれるし、常に優しくなんていられないし、一人でそれを抱え込むなんて無理。

日本人はどうしても我慢とか努力とか、他者のために尽くすことを美徳とするけど、それが当事者を追い詰めているんです。

心の拠り所や、安らぎや逃げ場を求めることは絶対に必要です。

そういう意味で、今回の一連の出来事は、小室さんなりのSOSであり、自分だけじゃなくて、他の同じような立場の人への理解を求める精一杯の発信だったんじゃないかなと、私はどうしても思うのです。

この警笛を、ただの不倫騒動として収束させてはならないと思うのです。



以前、ネットで見つけた写真ですが、誰かの支えになった経験のある人、誰かの支えを受けたことがある人じゃないと、なかなか気付きにくいことだと思います。

小室さんはきっと、もう八方塞がりで、どうしようもなくて、奥様のことも自分のこともよく理解してくれる看護師さんに頼ってしまった。頼らざるを得なかった。

介護や体調不良を言い訳にしている、なんて世論もあるけど、私はそうは思いません。

どうしようもない時って、あるんです。

他の芸能人のただの不倫とは訳が違う。

会見を見れば、あの見るに耐えない、どう考えても鬱状態で思考能力も低下し、身体もしんどそうな小室さんが、楽しく不倫してたなんてどうしても思えない。

決して擁護してるわけではありません。

不倫があったにせよなかったにせよ、公人として、誤解を招く言動や行動は慎むべきではあった。

ただ、情状酌量の余地がありまくるという話です。

会見の最後に小室さんが語ったように、どうかこの問題を、ただの不倫騒動で終わらせず、介護する側の人間に寄り添える社会になるよう、少しでも響いてくれたらいいな。

そして、今の日本にはびこる、一面だけを見てけしからんとし、自分の価値観だけで誰かを叩く風潮が少しでも和らいで、寛容な世の中になってほしい。

私も気をつけよう。





スポンサーサイト