★★★★☆






展開によっては脱落の可能性がありましたが、完走しました。

ラストは、ゴーストライターのループでドロドロした結末を期待していたんですが、見事に全てまるく収まって、ちょっと期待はずれ。

でも、期待からははずれたものの、今クールの他のドラマの結末が鬱エンドが多いので、他のドラマとのバランス的にも、これで良かったと思います。

遠野リサが自らすすんでゴーストライターを雇ったわけではないこと、そして根は優しくていい人だったことを鑑みても、この結末でスッキリして良かった。

自費出版で川原由紀との共作からの復活、かつてのライバルの帯、本になった新作ではなく、原稿を読み終わって一瞬正気に戻った母親の涙、なんだかんだで絆で結ばれている編集長との仲。

どれをとってもきれいに終わった。

本音を言えば、書けなくなった川原由紀がゴーストを使うようになり、それが遠野リサかその息子で、小田も編集者として結局は編集長には勝てない、そして遠野リサは編集長を許さない、という展開を期待していましたが、終わってみると、きれいさっぱり、スッキリ結末もいい。

婚約者だけは結局最後まで報われませんでしたが、それ以外の人物は全員巻き返せたので、変に続編を匂わせるような結末じゃなかったことは、評価できる点だと思います。











遠野リサと川原由紀の間に生まれた絆も、遠野リサと秘書の間にずっとある信頼関係も、遠野リサとその母親の関係性も、遠野リサと息子の縮まらない距離も、遠野リサとそのライバルの、ライバルとしての仲間意識も、とにかく遠野リサをとりまく人間模様に無駄がなくて見やすかった。

このドラマが始まった当初、まだNロスから抜け出せていなかった私は、山本未来がいつ「のぞみちゃぁ~ん」と言い出すかとヒヤヒヤしたものです。笑



品川先生のシーンは唯一のホッとできるシーンで和みましたが、それだけに品川先生の登場シーンをもうちょっと増やしてほしかったなぁ。



個人的には、石橋凌がかっこよくて、こちらももっと登場シーンあったらよかったのになぁ。笑

突然の火事とかまさかの裁判沙汰とか、脚本や演出に粗はもちろんあったけど、キャストが良かったのと、映像が美しかったこと、根底にあるテーマが一貫していたこと、なんだかんだでスッキリな結末にしたことが、このドラマを完走できた要因かなと思います。

最後まで小田にはイライラしたし、菜々緒が終始中立的な立場だったのもなんとなくキャスティング的に納得いかなかったりしますが、最後のパーティ会場で、2人揃って編集長をスルーするシーン、あれはもう本当にスカッとしました。

編集長は落ちたままでも全然良かったけど、バーでの「一番感想を聞きたいのはあなたよ」「3時間はかかるぞ」「たった3時間?」という会話がとっても良かったので、あのシーンで救われた気がします。

今回、きれいに収まったから、続編はいらないけど、品川先生でスピンオフが見たい!笑

スポンサーサイト