ドラマ、Nのために。

これを見ていたら、無性に白夜行(ドラマver)が見たくなって、3日かけて一気に見ました。

当時、かなり好きなドラマだったけど、今、改めて見てこんなに傑作だとは思わなんだ。

当時、こんなに傑作だと思わなかったのは自分が若かったからかなーと思って調べてみたら、2006年の作品でした。

8年前。

私、22歳。

まだ、なんにも知らない、世間知らずな小娘だった頃。まだ、病気にもなっていなくて、ちょうど当時天職だと思える仕事に出会って働き始めた頃でした。

それから、本当にいろいろあって、いろんなことを経験して、たくさんのことを学んだ8年。

そして30代に突入した今だから、この作品の奥深さをより理解できるようになったということか。

それにしても、主演の山田孝之と綾瀬はるかは、私と同じ年なのに(綾瀬はるかは1つか2つ下だけど)、凄い演技。

こんな難しい役を、当時21歳とか22歳で見事に演じきっていて、刑事役の武田鉄矢にまったく引けを取っていない。

罪に罪を重ね、嘘に嘘を重ね、そうやって生きることしか出来なかった2人の、不器用で壮絶な愛と、どうしたって報われない人生。

ラストも、結局雪穂は嘘で塗り固めた人生を歩まなければならず、愛する人を失っても、それでも、自首もせず、死を選ぶこともせず、誰にも本当のことを言うこともできず、1人で生きなければならない地獄。

それを、ただ1人ずっと見守ってきた刑事。ずっと見守らなければいけない地獄。

あの時、捕まえてやれんですまなかった。

ほんとこの一言に尽きます。

小説も読んでいないので、設定や展開が違うところもかなりありそうですが、すべてはこの一言に詰まっている気がします。

ドラマが素晴らしすぎて、いまだに映画verは見ていないんですが、8年経ってまたドラマを見てしまったので、またしばらく映画は見れそうにありません。

この物語を2時間におさめられちゃうと、どうしても幻滅すると思うから。

特に東野圭吾が好きとか、ミステリー小説が好きとか、そういうわけではないんですが、ドラマは見ちゃいますね。そして作りが丁寧だと、どんどん引き込まれちゃって、中毒になっちゃいますね。

綾瀬はるかは演技がうまいのだということも、改めてこのドラマを見返して思いました。しかも8年前の作品なのに、全然今と変わらないのにもびっくりしました。女優さんって凄い。

もちろん、山田孝之も、武田鉄矢も、渡部篤郎も、余貴美子も、麻生祐未も、福田麻由子も、泉澤祐希も、ほんとにみんな上手で、変なアイドル(失礼!)が出ていないのも、引き込まれた理由のひとつですね。

いやぁ、傑作です。


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